人生100年の設計図 長生きとお金に深くかかわる介護

3月16日の日経新聞に人生100年時代を豊かに生きるための「お金」に関する記事がございましたので、マンションを活用した相続税対策をする際の参考として、ご紹介いたします。

2017年12月、大手生命保険会社が「90歳でも入れる終身医療保険」という業界の常識を覆す商品を発売し、健康に不安がある中高年層にヒットしました。契約者の4割が70歳以上で、担当者は思わぬ商機に驚きを隠せません。

生命保険文化センターの調べによると、ゆとりあるセカンドライフの生活費は毎月35万円ほどで、65歳で退職してから85歳までの20年間で8400万円かかる計算となります。
金融広報中央委員会の調査で、「老後の生活が心配」と答えた世帯は87%弱にのぼりました。
老後の資産運用を手掛ける金融機関は、先に亡くなった配偶者の保険料を、残された人の財源に回す「トンチン年金」の販売に力を入れています。現在は6社が類似商品を発売しており、日本経済新聞社の推計によると契約者は計5万5千人程度いるとみられています。
トンチン年金は亡くなるまで年金を受け取ることができますが、毎月払い込む保険料が平均4万円以上かかるため、元を取れるのは90歳を超えてからになってしまうところが難点です。

自宅や敷地を担保にお金を借り、死後に売却して完済する仕組みで長寿時代の切り札とされた「リバースモーゲージ」は、2011年度のピーク時から減少傾向にあります。住宅金融支援機構によると、2016年度の実行額は約3億3500万円でした。大手行の幹部も「担保価値が下がる恐れから積極的に勧めづらい」と打ち明けています。

三菱UFJ信託銀行の資産運用セミナーの担当者は寿命100年時代の生き方として、「実年齢マイナス20歳」の資産運用を提唱しています。これからの60歳は、公的年金の払い込みが終わったとしても「人生80年時代」の40歳のつもりで運用した方が良いということです。

いまや65歳の高齢者が90歳の親と同居するような例も多く、高齢者が超高齢者を介護する「老々介護」は、高齢者の就業の壁となり人生の計画が大幅に崩れてしまうことも珍しくありません。
人材会社アデコによると、親族を介護した経験がある管理職のうち、「介護離職」を考えたことがある人は約48%と、現役世代にも重くのしかかる問題です。

みずほ総合研究所の研究員は「就職氷河期に社会へ出た今の40歳前後が非正規雇用のまま定年期を迎えると大変」と見ています。誰もが順番に高齢者になっていきます。現実的に豊かに暮らすには、お金の話を避けて通ることはできません。

人生100年時代の60代は、人生80年時代の40代と考えて資産運用をする必要があるということでしたが、実際どのような資産運用がよいのでしょうか。
あと40年生きるための資金を確保することも必要ですし、ある日突然死が訪れることも想定しなければいけません。ようするに、存命中と亡くなった際の相続税対策をふまえたマンション経営を行う必要があるのです。
和不動産では「60代からの資産運用」として、相続までカバーする運用方法をご紹介するセミナーを開催しています。
春の陽気になってまいりましたので、ぜひ一度足をお運びいただけたら幸いです。

  

 

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